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未在代表 松舘 敏

「身体からのメッセージ」を考察~慢性閉塞性肺疾患,脊柱管狭窄症を発症し運動機能障害を呈した症例~ (続報)


以前,ご紹介した上記症例の方について,その後の経過をご紹介します.



前治療(紹介)においては,オステオパシー病変として検出された「腰椎3番」の治療を始め,全ユニットの一次病変の消失を観察できたことから,治療を終えていました.


その後2回目の治療においては,インダイレクトテクニックによる腰椎3番の治療とともに,メカニカルリンクにおける「寛骨内側力線」「寛骨中間力線」「腰神経叢、坐骨神経系」の治療を行い,3回目の治療で再度「腰神経叢、坐骨神経系」の治療を行い,腰部臀部の運動時痛消失し訴えに挙がらなくなったことから,腰部臀部痛に対する治療は一旦終了としていました.


上述の治療とともに,呼吸器系,循環器系で検出される病変も同時に治療を行っていました.メカニカルリンクにて検出される病変の他,傾聴検査における病変,と治療を展開していましたが,経皮的動脈血酸素飽和度(Spo2)は低下傾向,呼吸状態,呼吸循環動態も悪化傾向にあった中,Spo2値が酸素投与基準値を下回り回復しない状態を観察したことから,救急搬送としていました.



救急搬送日の翌日の夜,病室からかと思われますが,電話をいただいていました.声の印象からは酸素投与下にあることが推察されました.そのような最中にありながらも,入院となったことを知らせるために電話をくださり,感極まり無くおりました.


一日も早い在宅復帰を願い,帰宅をお待ちしております.



2023年 4月 1日

未在代表 松舘 敏













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