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治療後の女性

患者さんの声

未在の診療について、患者さんの声としていただいたものをご紹介いたします。

貴方の声が、「健康」や「生きる」ことに悩む方の力になります。

また、私の励みになります。

患者さまの声(感想)

アンケートではありませんが、好結果を得られた症例ですので、ご紹介させていただきました。

90代「原因不明の顔面知覚異常」を呈した患者さん

「お陰様で、好くなりました。」

 今年7月頃から顔面の痺れ、こわばり感を発症されたようです。その後、急性腹痛にて病院へ入院され、入院臥床生活に伴い廃用性の身体機能低下、歩行能力低下を呈した方でした。退院され自宅にもどりましたが、顔面の苦痛は持続しており、食事も十分に摂れなく体重も減少した、と話されていました。

 このような状態の方が、歩行能力向上を目的に私が現在勤めている職場に入所されてきました。目的である歩行能力は確かに低下は認められましたが、何よりもご本人の願いは「顔面の苦痛を何とかしてほしい」「この辛いのが無くなれば、家に帰ります。」というものでした。

 医療情報を始め、顔面の状態を検査/観察しましたが、原因は認められず、しかし苦痛をご本人は訴えているのは事実であり、何らかの体性機能障害が身体内で起きていると考え、オステオパシー治療を行いました。まずは、頭蓋顔面骨関節の治療から始め、体性機能障害が診られなくなった段階で、頭蓋反射療法を展開していきました。オステオパシー施術が功を奏し、一週間を超えた時期に(治療は毎日行った)、「辛いのが軽くなってきました」そして「好くなりました」と主感は変化していき、ほぼ寛解を迎えました。

 その後も運動療法に継続して取り組んでいただいていましたが、一カ月くらいを過ぎた頃、ご本人の主訴である顔面の知覚異常が寛解したことにより、ご本人の強い希望で自宅へ帰られていきました。

患者さまの声(アンケート)

患者さんから依頼を受け、未在が代筆しました。

「80代 慢性閉塞性肺疾患、脊柱管狭窄症」の患者さん

「470箇所を検査し原因組織を見つけてくれて、ありがとう。」

「これからの身体の変化が楽しみ。」

 問診票から長い時間の中で病歴の影響も重なり身体機能の低下に及んだことが推察されました。フレイルに伴う転倒事故から始まり、多飲酒そして喫煙の結果、慢性閉塞性肺疾患を発症し、数年前に高血圧症、脊柱管狭窄症を併発、廃用症候群を合併し現在に至ったと考えられました。5~6mの歩行器移動でも息切れ/頻呼吸/ヒュー音が出現、4mくらいで間欠性跛行となる状態。右腰部、右臀部または左臀部に運動時痛が出現。デュシャンヌ跛行も出現していました。​

 長い期間、呼吸循環系/運動器の病態を抱えていらっしゃったことから、オステオパシーメカニカルリンク技術にて470箇所位の組織を検査していきました。予想された通り一般的に検出される数を大幅に上回り84箇所の一次病変が検出されました。骨関節系はもとより呼吸器官、循環器官、内臓器官、末梢神経と全ユニットから検出されました。特に、気管支-心間膜/心臓スケルトンに病変が検出され、私は初めての経験でした。オステオパシー病変は腰椎3番、そして胸椎3番/左仙骨底。治療にて84箇所の1次病変が消失したことから今日の治療を終えています。

筋力低下は明らかでありましたが、腰部臀部の運動時痛、そして何よりも呼吸循環機能の低下が大きな問題と考察された方でした。

アンケートにご協力いただきました皆様、有難うございました。

​他の患者さんや、私の励みになります。

感謝申し上げます。

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